戸建てを持っているけれど、諸事情により売却を考えているという方もいるでしょう。
戸建ての売却は長引くともいわれていますが、その理由について知っている方も少ないかと思います。
ここでは、戸建ての売却が長引いてしまう理由について解説します。
早めに売るためのコツについてもお教えしますので、家を売りたい方は必見です。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら戸建ての売却が長引く理由とは?
戸建ての売却には長い期間を要しますが、なぜなのでしょうか?
ここでは、戸建ての売却が長引いてしまう4つの理由についてご紹介します。
購入費用が高い
戸建ては、マンションやアパートに比べて費用が高くなっています。
中古物件だとしても2,000万円以上、地域によっては3,000万円以上となる場合もあります。
築年数が古くなればなるほど費用は安くなりますが、リフォームの必要があるため、それを面倒に感じる方が多いのです。
どうしても戸建てがほしいという方には魅力的に思えるものの、戸建てにこだわりがない方はマンションなどに目が向きます。
そのため、戸建ての売却までに時間がかかってしまうのです。
周辺環境がさほど良くない
戸建て周辺に、スーパーマーケットやコンビニ、公園や小学校はありますか?
戸建てはどの世代にも人気のある物件ですが、とくに子どもがいる世帯からの人気が高いです。
子育て世帯は近くに買い物ができる施設があることや、小学校や保育園、幼稚園があることを希望しています。
売りに出した物件周辺にそういった施設がなければ、戸建てでも魅力が半減してしまうのです。
内見までたどり着かない
物件を購入するときは、希望する条件に見合う物件の写真を見て、選択肢を絞ります。
この段階で決まった物件に内見に行くのですが、内見にまでたどり着かなければ家はずっと売れません。
物件の写真は売り手が撮影します。
部屋の中が暗くてあまり見えなかったり、広く見えなかったりする場合は早々に候補から外れてしまう可能性が高くなります。
買い手を集めるための大切な写真なので、明るさや広さをアピールできる写真を撮ることが大切です。
人気のない時期に販売している
戸建てだけでなく、不動産は4月と9月前後に購入希望者が多く現れると言います。
この時期は転勤や学校への入学を控えている時期です。
新生活を始めるにあたり、戸建てを購入したいという方も多く不動産会社を訪れます。
購入希望者が少ない時期に売りに出しても、そもそも購入者が少ないため買い手も現れにくくなっています。
売るタイミングを見極めることが大切です。
長引く戸建ての売却を早くするコツとは?
なかなか売れずに残っている戸建てがあるのなら、早く売却するためのコツを実践しましょう。
ここで今から実践できる4つのコツについて解説します。
繁忙期の1~3か月前に売りに出す
時期以外に売りに出してしまっている場合は、この時期になるまで待つしかありません。
前述したように、不動産は4月と9月の新生活スタートに合わせて購入希望者が多く現れます。
生活がスタートする時期に売りに出しても意味がありません。
スタートする1~3か月前に売ることで、購入希望者が現れる可能性が高くなります。
家の魅力を最大限にアピールする
戸建てには、その家ならではの魅力があるかと思います。
リビングがとても広い、キッチンが使いやすい、お風呂に最新設備が付いているなどです。
ひとつでも魅力だと思える場所があるなら、そこを最大限にアピールしましょう。
買い手にアピールするには、写真がもっとも効果的です。
最新設備の写真を撮ったり、使いやすい場所の写真を多く撮影したりしておきましょう。
部屋の広さを写真で表現するには、ちょっとしたコツが必要です。
自身で撮影することが難しければ、不動産会社に相談することもおすすめです。
物件価格を見直す
売る予定の家には、売り手が販売価格を設定します。
できるだけ高値で売りたいという方が大半だと思いますが、あまりにも高い家は売れません。
大切なのはその土地、家に見合った適正な価格を設定することです。
まずは家のあるエリアの戸建ての平均費用を確認しましょう。
それから不動産会社に家の価値を調査してもらいます。
家の価値どおりの価格を設定することがおすすめですが、エリア平均をはるかに上回る価格を設定すると売れにくくなるでしょう。
できるだけ平均に近づけることが大切ですが、長く売れない場合はさらに引き下げることを検討したほうが良いかもしれません。
物件をきれいにしておく
内見希望者は多く訪れるものの、購入までいかないとお悩みの方もいるでしょう。
売りに出す予定の家は、きれいに掃除していますか?
家のなかが汚いと、内見に来た方も良い気はしません。
部屋のなかも不衛生に見えるため、それがきっかけで購入にたどり着かない可能性もあります。
売りに出してから清掃をしていない場合は、こまめに清掃をしておくことがおすすめです。
きれいな部屋は明るく、清潔感のある空間に見えます。
部屋の印象がずいぶんと変わるため、購入希望者も現れるかもしれません。
長引く戸建ての売却にかかる費用とは?
戸建てなどの不動産は、売却時にお金がかかります。
どのくらいのお金が必要なのか、売却に必要な書類は何かを知っておくことが重要です。
ここでは、不動産売却にかかるお金と書類について解説します。
戸建て売却に必要な費用
不動産を売るために必要な費用には、以下のものがあります。
●仲介手数料
●印紙税
●登記費用
●所得税および復興特別所得税・住民税
仲介手数料は、買い手とつなげてくれた不動産会社に支払う費用です。
印紙税は売買契約書を作成する際に必要になります。
登記費用は、抵当権の抹消手続きをおこなう費用のことです。
手続きを司法書士などの専門家に任せるのであれば、司法書士への依頼料も発生します。
所得税および復興特別所得税・住民税は売却までの期間分を支払うことになります。
また、これとは別に新居への引っ越し費用も必要です。
売買契約を交わした後は、買い手が入居するまでに引っ越さなければなりません。
新居への入居費用のほか、引っ越し費用も忘れずに用意しておきましょう。
戸建てにローンが残っている場合は、ローンを完済する必要があります。
残額を一括返済するための費用も用意しておいてください。
売却に必要な書類
不動産を売却するときは、いくつかの書類を用意しなければなりません。
必要な書類は以下です。
●登記済権利証
●物件の間取り図
●建築確認済証・検査済証
●固定資産税納税・都市計画税納税通知書
●固定資産評価証明書
●身分証明書
●実印
●印鑑証明
●通帳
上記の書類はすべて必須です。
忘れることなく、必ず用意しておいてください。
また、戸建ての場合は、これまでにリフォームをしていることもあるでしょう。
リフォームをしたことを証明する書類や、アスベスト使用調査をした場合は報告書も用意してください。
耐震調査をした場合も、報告書を用意しておくと買い手に安心感を与えます。
まとめ
戸建ての売却は、3~11か月ほどの期間を要するといわれています。
11か月以上を過ぎても売れない場合、何らかの原因があるのかもしれません。
ここで紹介した早く売るためのコツを実践し、買い手に家の魅力をしっかりとアピールしましょう。
実践することで、早速購入希望者が現れるかもしれません。
不動産売却にはさまざまな書類と費用が必要になります。
慌てて用意することがないよう、余裕をもって揃えておいてください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら