家の売却では、誰しも少しでも高く売りたいと思うのが普通です。
もともとの家の価格が高いので、少しの工夫で50万~100万程度は高く売れる可能性が出てきます。
100万円あったら、新しい家具を買ったり、最新の電化製品を揃えたりできますので大きな金額です。
今回は、高く売れる家の条件とは何か?
また、高く売れるための工夫や売れる時期も解説します。
家の売却の際には、ぜひ参考にしてみてください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら高く売れる家の条件とは?
高く売れる家には、いくつか条件があります。
基本的には、需要と供給のバランスであり、購入したいと思う人が多く、売りたいという人が少ない場合、売りに出されている家に希少価値が出ますので、その分家の価格が上がります。
では、購入したいと思う人が多くなる家はどのような条件なのでしょうか?
売れる条件をそれぞれ解説していきます。
1、交通アクセスの良さ
駅までの距離や利用できる鉄道路線が複数あるなど、交通アクセスの利便性が高い家は人気があります。
最寄り駅まで徒歩何分で行けるかが特に重要になってきます。
徒歩10分以内で探している人が多く、徒歩10分を越えると、1、2分の差でも家の価格に大きく影響を与えます。
売る家の種類が、マンションか戸建てかにもよりますが、マンションだと特に駅からの距離が重要です。
マンション購入を希望している人は、交通の利便性を重視している人が多くなります。
逆に、戸建てを購入希望する人は、車を利用する人が多いので、多少駅から離れていても、その他の住環境や間取り、周辺施設を重視する傾向にあります。
また、駅からの距離だけではなく、都心まで乗り換えなしで行けることや、快速や急行を利用できる、最寄り駅から始発が出ているなども価格が高くなります。
2、周辺の生活環境
生活がしやすい施設が近くに複数あると、高く売れる条件になってきます。
子育て世帯では、特に周辺環境が良い家を希望する人が多くいます。
遊具がある公園が近くにある、総合病院から気軽に通えるクリニックもある、スーパーが近くにあるなど、生活に必要な環境が整っていると人気が高くなります。
また、幼稚園や小学校が近くにあるかどうかも気になり000ます。
有名な人気の高い学校がある場合は、資産価値としてアピールできるポイントになります。
3、築年数
マンション、戸建てどちらでも築年数が浅いほど高く売れます。
一般的に築年数が10年以内か10年を越えるかが境目になっています。
10年を越える家を購入希望する人の割合が少ない、つまり需要が少ないので、売れにくくなります。
10年を越えると見た目にも影響が出てきます。
クロスや外壁などの見た目が劣化するとともに、キッチン、トイレ、お風呂などの設備関係の故障なども、10年を越えると補償の対象外になるものがほとんどです。
家を購入してもすぐに、設備関係の修理に余計な出費がでてしまうことを懸念している人も多くいます。
4、日当たりの良さ
日当たりの良さを条件に入れている人も多く、南向きの家は人気が高く、その他の条件が多少悪くてもすぐに売れてしまいます。
南向きでなくても、角地の家は風通しも良く、障害になる建物が少ない分、日差しが多く入りやすくなるので、売れやすくなります。
5、一般的な間取りと面積
こだわりが詰まった注文住宅は、設計依頼した人のライフスタイルに合わせて作っています。
実際に住んでみて住みやすい間取りにしていると思いますが、他の人から見たら住みにくいと感じることがあります。
リビングを極端に広くして収納を減らしたり、部屋と部屋の間の間仕切り壁をなくしたりしている家は、購入希望者が現れにくくなります。
一般的な間取りの分譲住宅が売れやすい家です。
チラシなどで掲載されている一般的な間取りの3LDK、4LDKが売れやすくなります。
家を高く売れるようにするための工夫とは?
ここでは、少しでも家を高く売れるための工夫を解説します。
少しの工夫で高く売れるならやったほうがお得ですよね。
順番に解説しますので、できそうなものだけでもいいので、ぜひチャレンジしてみてください。
1、家の掃除をする
誰しも明るくて、雰囲気の良い家に住みたいと考えます。
間取りや価格などの条件がいくら合っていても、家の第一印象が悪ければ、売れるタイミングを逃してしまいます。
購入希望者が家の内覧をしたときに、クロスが汚れていたり、目立つ汚れが多数あったりした場合は、印象が悪くなってしまいます。
自分で掃除できるところは掃除をして、さらに綺麗にする場合は、ハウスクリーニングを依頼するのもいいかもしれません。
また、家には、その家のにおいがあります。
実際に住んでいる人は自分のにおいなので気づきにくいですが、友人の家に入るとその家独特のにおいを感じた経験をした人もいるのではないでしょうか。
においで不快に感じられてしまっても印象が悪くなります。
内覧前には風通しを良くして、においを充満させないでおく工夫も大切です。
また、内覧日が決定したら、内覧日に合わせて庭の手入れをしておくといいでしょう。
雑草が生えそろっている庭より、綺麗に整備されている庭のほうが、印象は良くなります。
2、内覧時の身だしなみを良くする
購入希望者が内覧する際に、不動産会社にすべて任せることもできますが、一般的には売主も一緒に行って説明します。
その際に、売主の身だしなみが整っていると、しっかりした人が住んでいた家ということで印象が良くなります。
服装はカジュアルでも良いですが、男性の場合、襟付きにすると、よりきちんとしたイメージを持たれやすくなります。
また、質問に対しても笑顔でしっかり答えると更に良くなります。
売るのは家ですが、営業マンや売主の印象が良い人からできれば買いたいと思うものです。
3、インスペクションを実施
インスペクションとは、売る家に隠れた瑕疵、雨漏りなどがないかなどを目視や簡単な機器を使用して確認することです。
プロの専門業者に依頼をするので費用はかかりますが、売る側としても、売った後に購入者とのトラブルを防ぐためにも有効です。
また、購入者からもインスペクションの結果報告書があると、安心して購入することができるので、売主と買主どちらにとっても有益になります。
また、インスペクションを受けていることにより、家の価格も高く売れる傾向にあります。
家が高く売れる時期は?
家が高く売れる時期は、家の売買が活発になる時期です。
購入希望者が増えると、需要が増えるので、高く売れやすくなります。
一般的に家の購入者が増える時期は、転勤や小学校の入学などを控えている2月から3月です。
また、秋の9月~11月ごろも転勤や異動が増えるので、家の売買も盛んになります。
一番売れている時期は3月ですが、家を売り始める時期が3月で良いかというとそうではありません。
3月に契約する人は、その前の1月、2月から動き出しています。
条件のあった家がないか、まずはネットを使って探し始め、1か月から2か月で契約となる場合が多くなります。
つまり、家を売り始める時期は、1月が最適ということです。
売れるまでの期間は、2~3か月と言われていますが、長期間売れないと値下げを検討する場合が出てきます。
売れるタイミングをしっかりと抑えて、高く売れるチャンスを逃さないようにしましょう。
まとめ
家は、ほとんどの人にとって、人生で一番高い買い物です。
買う側も売る側も慎重になります。
慎重になるからこそ、少しの工夫や時期を変えることで、高く売る可能性が出てきます。
ぜひ、チャンスを逃さずに少しでも高く売れるように工夫してみてください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら